
真の読解力は読書によって養われます。そして同じ本を読んだ誰かと意見を交わし、さらには意見を文章に書く。
つまり読解力、発言力(思考力)、文章力。この三つの力こそが国語力の、いえ知性の〈核〉となるものです。
このワークショップでは、こうした知の土台となる力を、読書を通して身につけていきます。
読書のワークショップ
読書体験を共有し議論する力を養う
自分が「面白い!」と思った本の感想を、誰かに伝えたいと思ったことはありませんか?
そう、読書とは本来、仲間とのコミュニケーション、議論の出発点となる体験だったのです。
「読書のワークショップ」では、そうした読書体験の共有の仕方を学びます。
文章の多様な解釈にふれる
優れた物語とは本来、いろいろな解釈ができるように作られています。
読み方に「正解」なんかないのです。
読書のW・Sでは、様々な「誤読」を歓迎します。
文章には多様な解釈がありうることを知ることで、自由に考える力を養います。


読書がいろいろな知識をインプットする行為なら、やはり同時にアウトプットすることも欠かせません。
レッスンでは、みんなで読んだ文章に関する疑問やテーマについて自由に文章にしてもらいます。
読書のワークショップとは?
読書が知性の土台をつくる
読書のW・Sの一番の目的。それは子どもたちに本を読む楽しさを知ってもらうことです!
何となれば、読書は読解力、思考力、文章力の確かな基盤となるものだから。
ガイド役の教師といろいろな文章を読んでいくことで物語をより深く味わう方法を学んでいきます。
自分の考えを文章にする
レッスンの内容
①読書を共有する
毎回、小説や絵本、論説記事などを、ガイド役の教師による読み聞かせにより一緒に読み進めます。
③意見を文章にする
文章のテーマや、議論した内容・自分の意見などを作文として文章にします。
もちろん作文の書き方や内容については、教師が指導、アドバイスします。
②内容を議論する
教師の問いかけ・参加者の応答を通じて、内容への理解を皆で深めます。
特に物語や展開予想、テーマなどについて参加者全員で話し合います。
④読書を習慣とする
自宅で長・中編の小説を読んでくることを奨励します。
原則、自分の好きな本を読んでもらいますが、全員で同じ本を読み、レッスン時に議論してもらうこともあります。
システム・レッスン料
少人数制:1~6名程度
対象年齢:高学年クラス(原則、小学校4年〜6年)
低学年クラス(原則、小学校1年〜3年)
場所 : 西荻窪v-net教室
開講日時:土曜日16:30〜18:00
高学年クラス:第1・第3土曜
低学年クラス:第2・第4土曜
※それぞれ30分ほど延長の可能性あり。
授業料 :¥3,000(税込)
※参加回数に応じた月謝制
